2008年新緑号

スポーツを楽しむこと。広告を楽しむこと。

岸 春江 氏 フリーアナウンサー
岸  春江

PROFILE
苫小牧出身。短大卒業後、野村證券に入社。3年半勤めた後、知人の紹介でフリーアナウンサーに転向。主な仕事はテレビのリポーター、セミナー、トークショー、イベントの司会。趣味はテニス・ゴルフ・旅行・スキューバダイビング。現在はオフィス・フリューリング代表。

 2008年春。今年の春は暖かい日が続き、観測史上最速で札幌の桜の開花宣言が出されましたね。

  春になるとなにか始めたくなりませんか?雪が解けるのをジッと待った後は、ポカポカ陽気に誘われて新しいことをスタートしたいと考える方が多いような気がします。

  私のお勧めはやはりスポーツです。ある時、インドから来日したヨガの先生がおっしゃっていました。「運動をすると、幸せを感じたときと同じような‘エンドルフィン’と言うホルモンが出ると言われています。ですから、運動をしている人はいつも幸せな表情になるのです。」と。実際の医学的なところはわかりませんが「運動を毎日していると幸せな表情でいられる。」という部分には理由なしに納得できるような気がします。

  ここ数年私は週に3回テニススクールに通い、年齢も業種も全く違う方たちとたくさん友達になりました。確かにみなさん、いつも良い表情をしています。今なにも運動をしていない方も、毎日少しでも良いのでストレッチなどから始めてみてはいかがでしょうか?表情が変わるだけで人生も変わるかもしれませんね。

=1=3月28日朝刊・日清オイリオグループ 全7段

  私は自分がスポーツを始めてから色々なジャンルのスポーツ観戦にも興味を持ち始め、先日は卓球の「アジアカップ2008」をきたえーるに見に行ってきました。福原愛選手をはじめ、日本のトップ選手たちが札幌に集結して世界の強豪選手と戦う姿はこちらも熱く感じるものがありました。激しい動きの中で駆け引きをしながらのプレーは見ごたえたっぷり。更にこの会場で応援パネルを持っている人を見て学んだことがあります。『がんばれ!』を中国語で書くと『加油!(ジアヨウ)』となるんですね。

=2=3月20日朝刊別刷・サッポロビール 全5段
=3=3月6日朝刊・大丸 全15段

  そういえば思い出しました。卓球の愛ちゃんが起用されて『加油!キャンペーン』を行っていた広告があったことを。=1= うまいですねー!油を加えて、それが頑張れと言う意味だなんて商品イメージにぴったりの言葉じゃないですか。私はスポーツをきっかけにひとつ知識を身につけました。「加油!日本!」。これから始まる北京オリンピック観戦には必要な知識ですね。

  道内で手軽にスポーツ観戦しようと思えば、北海道日本ハムファイターズの存在を真っ先にあげる方が多いでしょう。毎回たくさんの観客が札幌ドームまで足を運び、すでに昨年の平均を4000人程上回っているとの記事を道新で読みました。北海道に本拠地を移してから今年で5年目のファイターズ。すっかり地元に定着をしていますね。

  開幕にあわせて限定販売されたファイターズのロゴ入り缶を片手にテレビの前で熱狂した方も大勢いらっしゃるでしょう。=2= これだけ我々道民に夢と感動を与えてくれるチームですから、球場以外でも応援したくなっちゃうのが道産子魂です。各選手の登場に合わせて応援バットを振りながら応援歌を歌うだけでも良い汗をかくことができますので、自然と幸せな表情になっているでしょうね。

  さて、『5年』と言う歳月を考えるならば、札幌駅前が現在のように変わってから5周年になるようです。=3= JRタワーが開業して札幌駅周辺の人の流れが大きく変わりました。北海道の中心都市である札幌の駅前に活気があるというのは、市民にとっても観光にとっても大きな影響力がありますね。ますます活性化をして北海道全体の景気を引っ張ってくれる存在になってほしいと思います。

=4=3月10日朝刊・静岡県 全7段
=5=3月12日朝刊・チロルチョコ 全5段

  観光の流れの変化は航空業界でも起こっています。2009年3月に富士山静岡空港が開港することによって新千歳と静岡に直行便が就航します。=4= 今まで静岡へ行ってみたいと思っても羽田から新幹線を使わなくてはいけませんでした。富士山があり、茶畑があり、北海道にはない魅力を持った場所が身近な存在になるなんて大歓迎です。太陽の光をいっぱい浴びた中での茶摘の様子は、日本人のひとりとしていつか必ず見てみたい光景です。

  では、お茶つながりでもうひとつ。宇治の抹茶。ではなく、宇治まっ茶もち入りチョコレートの広告にも目を奪われました。=5= 京都の高級茶を使ったチョコレート。それがチロルチョコで登場です。チロルチョコと言えば小学生でもお小遣いで買えるありがたいお菓子でした。大人の味が発売されることによって、今でも懐かしく感じながら気軽に買える存在である事に感動です。

  広告による新しい情報は常に私の知識となり、普段の何気ない生活にさりげなく潤いと喜びを与えてくれています。今回でこちらの担当はラストとなりますが、これからも広告を楽しみながら新聞を愛読していきます!

(2008年3月の北海道新聞札幌版掲載の広告から)

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